ビジコンで勝つために必要なこと。

みなさんビジコンをご存知ですか?

ビジネスコンテストの略で、自分で考えたビジネスモデル・プランをプレゼンして、アイデア収益性などで評価して順位をつけます。

最近だと、アプリコンテストなどもよくありますね。

 

今回は勝つために必要なことをまとめてみたいと思います。

 

勝つためには

 

切り口、継続性、スケール感

 

が大切です。

 

 

まずはスケール感からお話したいと思います。

何かの事業を考える際には、スケールするドメインを選びましょう。

これが勝負する土俵となります。市場が小さいドメインを選んでしまうと、いいアイデアが合ったとしても負け戦になってしまいます。

競合がいる領域が良いです。競合がいるということは、そこはいい市場と考えられます。また、イノベーションされてないドメインは、チャンスが眠っています。

例えばLINEはメールというドメインを選び、圧倒的なユーザーを獲得しています。

最近だとUBERはタクシー業界の再編を行っています。タクシーにおもてなしの概念や高級感を付加し新たな価値を生み出しています。

 

次に継続性について話したいと思います。

継続性がないビジネスは一発屋と同じで、よいビジネスとは言えず評価はされません。

ここで考えたいのは、「習慣」です。

その習慣はあるのか?行為と時間は確保されているのか?

例えば、BLOGは日記という習慣があるので浸透しました。

ソーシャルゲームも元々電車内でゲームをやっている人など、ゲームの習慣がある人が居たので、これだけ広がっています。

コーディネートをUPするサイトやアプリがよくありますが、コーデをアップする文化が一部の人にしかないので、見る側と見られる側のバランスが取れていないため、あまり浸透はしていないように見えます。Fshionというドメインはすごくいいのですけれど。

すでにある文化や習慣のあるものは継続率が高いです。

 

ここまでで考えてみると、例えば葬式などはビジネスチャンスが眠っています。しかも人間は必ず死ぬので、周期的に事業に人が流れ込んできます。

周期性を利用したビジネスなどもよくあります。就活や結婚など、毎年新たな人が流れ込んできます。けっこうレアな産業です。

 

最後に切り口です。切り口は、すでにある事業をある要素で分解したり、切っていくということです。

たとえばFacebookは既にあるSNSを実名という切り口で切っていると考えられます。

LINEも日本の顔文字文化をスタンプにしています。日本的な切り口です。

高級、日本的、時間、年齢などの切り口で切るとうまくいきやすいです。

App Storeランキングのアプリを上から因数分解してどんな切り口で切ってるのかを見るといい練習になると思います。

この切り口がアイデアとしての評価にも繋がると思います。コピーライターは切り口の天才らしいですw

 

評価されるものは分かりやすいです。

「一言でいうと○○です」

「ああ、なるほど」

といってさらに審査員の好奇心を呼び起こせるものがいいです。

 

また要するにそれって、○○版の××ねって思わせられると腹落ちがしやすいです。

 

 

さて、勝つために必要ないことを最後に書いてしめたいと思います。

・0→1(1→100だと受け入れられやすい。logbarのringみたいなものは別格)

・説得(常にうなずかせる。説得は自分を負け犬サイドに追いやる)

・人(あくまでアイデア収益性。ただ最終的には審査員をグリップしにいく姿勢が大切)

 

以上です。今後ビジコンに出る方がいたら、ぜひこれを参考にして頂けたらと思います。

 

おわり。