現実
非常に怖い思いをした。
小学校の同級生とたまたまスーパーで出会った。
その瞬間、身体に電流が流れた。
脳みそは痺れ、身体は固まり、呼吸は早くなり、目からは涙が出た。
自分は、その同級生から一瞬にして色んな情報を得て理解した、そんなような感じだ。
身体はリラックスしていて、情報が大量に流れ込んでくる状態だった。
そのせいで、凄まじいインパクトを受けたのだ。
住んでいる世界が違う。
俺が住んでいるのは、危険やリスクのない甘ったれた世界だった。
現実を見た。それが頭に出てきた言葉だった。
自分の好きなことだけをやっている。
本当に好きなこと楽なことだけしている。
子供のような存在だ。
フリークスという言葉がある。
大人子供という意味だ。
辛いことから逃げて好きなことをやっているとそうなる。
良い意味にも悪い意味にも取れる。
分からない。
自分はどう進んでいくのか?
どう進んでいくのが幸せなのか?
世界は二つにしか分けられないということは無いが、大きく分けて二つ道があると考えられる。
・自分らしく生きること。
・社会に適応させて生きていくこと。
人生はどっちに多く偏らせて生きていくのか?
とも言える。
バランスよく生きるのが大切なんだ。
ここ一年は建前や仮面を外して生きてきた。
ひたすら自分らしく過ごしてきた。
それをまた作り直す。
俺は建前や仮面を作り直す。
かっこよく生きる。かっこつけて生きる。
そういう姿勢をまた求めていこう。
同級生との遭遇は良い機会になった。
俺には芸術家への道は合っていない。みじめだからだ。
かっこいい大人になるのだ。